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S#1. 仁川 / 1984年3月13日 — 昼
全州李氏の孝寧大君派の家に、1人の子どもが生まれる。40年余りのち、この子は孝寧大君の甥である錦城大君を演じることになる。
S#2. 近所のビデオレンタル店 — 放課後
小学生のジュニョクが棚の前に立っている。テープを選ぶ基準は、特にない。
ジュニョク(V.O.)
当時、映画を選ぶ基準は「なんとなく」だった。その「なんとなく」を毎日繰り返し、回数を重ねるうちに好みが育っていった。
韓国語の原文
그때 영화를 고르는 기준은 ‘그냥’이었다. 그 그냥이 매일 반복되고 잦아지며 취향이 자랐다.
ジュニョクは、誰かに「どんな映画を観たらいい?」と聞かれたら、すぐに答えられる人になりたい。
S#3. 大学 — 演出の授業
大学生のジュニョクは、演出を学びながら監督を夢見る。1年生のときには、中央大学の映画アカデミーで、最終課題として短編ホラー映画を撮る。
ジュニョク(V.O.)
10分の短編映画を撮ってみました。
韓国語の原文
10분짜리 단편영화를 찍어봤다.
けれど、周りからは何度も、俳優のほうが向いていると言われる。
ジュニョク(V.O.)
僕を夢中にさせたマジックショーでした。どうやって作るのか、その中にいる人たちのことも気になりました。
韓国語の原文
저를 반하게 한 마술쇼였다. 이걸 어떻게 만들지, 그 안의 사람들도 궁금했다.
S#4. オーディション会場の廊下 — 2年後
23歳のジュニョクが、プロフィール写真を手に立っている。好きな俳優はクリスチャン・ベール。目標は、ただ一つだ。
ジュニョク(V.O.)
実は目標はデビューだった。2年間準備してデビューしたのだから、僕の目標はもう果たしたことになる。
韓国語の原文
사실 목표가 데뷔였다. 2년간 준비하고 데뷔를 했으니 내 목표는 이미 이룬 셈
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